チャイナエアライン新旧支社長歓送迎会開催

記念写真
チャイナエアラインの鍾明志日本支社長が2年4カ月の日本赴任生活を終えて帰台することとなり、また、新しく日本支社長に就任した石炳煌氏を迎え、日本中華聯合總會に集う留日華僑団体の代表をはじめとして、多くの関係者が11月12日、都内で開かれた歓送迎会に参加した。司会は鐘幸昌氏だった。

冒頭、挨拶に立った日本中華聯合總會の毛友次会長は、来賓の歓送迎会への参加に謝意を示しながら、これまでチャイナエアラインは華僑社会に大きく貢献してきたとし、「とりわけ、3.11の東日本大震災の折には、チャイナエアラインから多くの支援物資を無償で日本にお送りいただいたこと、あらためて感動させてもらったことは一生忘れません」と述べた。
これを受けて、鍾明志日本支社長は、毛会長がチャイナエアラインのこの間の成長に触れたことに関連して「2011年11月のオープンスカイ協定の開始をきっかけに、それまで週に90数便だった運航回数が、130便となり、約40%も増えました」と在任期間中の業績を紹介しながら、華僑団体の協力に感謝した。
新支社長の石炳煌氏は「先代がこれまでやって来られた様々な成果の上に立って努力していきたいと思います。皆様方との親交を今後、深めて参りたいと思います」と力強く挨拶した。
乾杯の音頭は、留日台湾同郷会蘇成宗会長が取った。和やかな歓談が続くなか、新旧支社長が各テーブルを廻った。
途中、日本中華聯合總會の構成華僑団体の代表が店内中央に集まり、記念撮影。そして、毛会長より鍾明志支社長に記念品が贈られた。
日本中華聯合總會詹徳薫名誉会長は「鍾明志支社長は今度、本国に戻り、より重要な地位に就くことになりました。このことは鍾支社長が本社に高く評価されていることの表れだと思います。私たち華僑団体は、毎回、こうして新しい支社長が来られるときは歓送迎会を開いて、引き続き、交流をさせていただいております」と述べていた。中締めの挨拶は、詹徳薫名誉会長が行った。